
七夕といえば「笹」となったのはいつからでしょう?
昔は七夕といえば「梶の葉」
笹のさの字も文献には見当たらない。
紙が一般的でなかった頃は当然短冊もなく、
梶の葉が短冊代わり。
梶の葉に墨で歌を書いていたという。
順番から言うと、短冊が梶の葉の代わり。
と言った方が良いのでしょう。
その梶の葉は紙の原料だったりするから面白い。
貴族の風習が庶民に広まった時に変化したと考えるのが自然。
ということは、やはり江戸時代。
現在、日本の昔ながらの風習と思われているものは
殆どが江戸時代のもの。
これも不思議な現象だと思う。